大人の生徒さん

初めまして。作曲家天野聡子です。
自分のお教室、あまの音楽教室をOPENして、早4カ月となりました。
これから、音楽教室の内容について、また自分の音楽活動、コラムなどを綴っていきたいと思います。

今日はまず、大人の生徒さんが持ってきてくださった紅茶をUPします。


写真 (43)

MARCO POLOの紅茶です。とっても香りがよくて美味しいです。
私は、大人の生徒さんのレッスンの後に、いつも紅茶をお出ししているんですね。
そしたら、大人の生徒さんが、わざわざお気に入りの紅茶をプレゼントしてくださいました。

毎日、お仕事や子育てに追われている大人の方は、月2回のレッスンが、癒しだとおっしゃってくださいます。
私も、レッスン時間は余裕を持ってとって、非日常を忘れる空間を提供できるようにしています。

レッスンが終わった後、入れたての紅茶を二人で飲みながら、音楽の話をします。
オペラの話であったり、バッハやベートーベンのソナタの楽譜を見ながら形式についてお話したり…。
はたまた、私が自治会で行う演奏会の練習の話であったり。

それはそれは楽しそうに聞いてくださいます。
大人の方のレッスンは、もうテクニックが追い付かないかもしれませんが、
その分子供では難しい理論的なお話をたくさんします。
テクニックについても、理論的にきちんと説明しながらレッスンをしています。
大人の方は、理論的な内容をご自分の様々な人生経験からリンクさせ、表現に結び付けることが出来ます。
技術が追い付かなくても、クラッシックの深さをうんと楽しむことができます。

今、大人のための名曲集に出てくる曲を勉強中です。
次の曲は、ボロディンのオペラ、「イーゴリ公」より「ダッタン人の踊り」だったので、
原曲の楽譜を買ってきました。
次回のレッスンでは、作曲家ボロディンの経歴やオペラの内容、歌詞についてなどをお伝えしたいと思っています。表現するには、必ずその曲のバックグランドが知っておかないとできませんからね。