8月1日の発表会まで後一カ月です。
発表する生徒さんは、そろそろ曲を仕上げに入りたいところですが…。
たぶん、本人たちより保護者の方の方が不安なんですよねー。笑
親御さんから、これで出て大丈夫なのか、、。ちゃんと出来るのか。
心配の声が寄せられます。
基本的に発表会でピアノを弾く弾かないは、
「どちらでもいいですよ~。」と私は伝えています。
それから、あまの音楽教室では楽しむことがモットーですから、
人前で失敗したらどうしようとか、まだピアノが上手じゃないとか、
そんなことはあまり気にしないでほしいと言っています。
完璧な演奏なんて、どんなプロにもないと思います。
子供達が人前に立って演奏する姿は、
本当にこの時だけの大切な経験になると思います。
3歳でしかできない演奏。
4歳でしかできない演奏。
5歳、6歳、7歳、はたまた30代でも何十代でも、
もう二度と戻らない尊い一瞬なのです。
私は音大に長くいたので、音大の教授の中には海外で活躍した方もいたりして
プロの演奏はたくさん、たくさん見てきました。
プロの中でも別格の人もいます。勝手に涙が出てきてしまいます。
それとは別ですが、時々生徒さんが一生懸命弾くピアノに、
鳥肌が立つこともあります。
そういう時は、そのとてもピュアな心が音楽に溢れているのです。
とても感動します。
人を感動させるって、とっても難しい事。
技術だけじゃないんですね。
みんなの心。
だから、そのままの心で、楽しんで弾いてほしいと思います。
みんな仲間で、応援しているのだから。
発表会、とっても楽しみです。